
お弁当用に作り置きできる冷凍おかず9選!適切な冷凍・解凍方法について
2023.02.03
2023.02.03
69views
凸版印刷株式会社
忙しい朝、毎日のお弁当作りは大変ですよね。そんなときにおすすめなのが、冷凍での作り置きです。今回は、お弁当におすすめの作り置き冷凍おかずを9つ紹介します。冷凍や解凍方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
お弁当を作り置きしておくときに大切なのが、安全性です。作り置きする際の正しい冷凍方法や、解凍方法について理解しておきましょう。
加熱する際は、温めムラがでないよう、最初は高めのワット、最後は低めのワットに調整するとよいでしょう。おいしさが損なわれにくくなります。加熱後は、常温に冷ましてからお弁当箱に詰めます。
お弁当の作り置きにおすすめの、冷凍できる肉料理を3つ紹介します。大人も子どもも喜ぶメニューです。
お弁当用には、小分けにして冷凍しておくと便利です。
手間のかかりそうな魚料理も、工夫次第で作り置きできます。
できあがったら、カップに6等分にしておくとお弁当に詰めるのが簡単です。冷凍庫で2週間程度保存できます。
「未来のチラシ®」を活用すれば、お弁当にぴったりな食材の特売情報がチェックできます。テーマに合わせた商品も確認できるので、お弁当のメニューに迷ったときの参考になるでしょう。毎日のお弁当や食事の献立作りにも、ぜひ活用してみてください。
作り置きのお弁当の冷凍および解凍方法

冷凍方法
冷凍で保存すると味がしみ込みやすくなるので、調味料は控えめにしましょう。調理後、熱を冷ましてから冷凍保存しておきます。保存時は、冷凍焼けやにおい移りを防ぐため、空気に触れないようにするのがポイントです。小分けパックや真空パックを活用しましょう。解凍方法
市販の冷凍食品のように自然解凍で持っていくのは、傷みやすいのでおすすめできません。持っていく前日に冷蔵庫で解凍し、朝にレンジで再加熱するようにしましょう。加熱する際は、温めムラがでないよう、最初は高めのワット、最後は低めのワットに調整するとよいでしょう。おいしさが損なわれにくくなります。加熱後は、常温に冷ましてからお弁当箱に詰めます。
お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用肉料理3選

電子レンジで作れる「コロコロミートボール」
揚げずに電子レンジでソースまで簡単に作れる、ミートボールのレシピです。ソースがしっかり絡むので、冷めてもおいしくいただけます。お弁当用には、小分けにして冷凍しておくと便利です。
■材料(18個分)
- 豚ひき肉 :200g
- パン粉 :大さじ2
- 牛乳 :大さじ2
- 塩 :少々
- こしょう :少々 <ソース>
- 水 :70cc
- ケチャップ :大さじ2
- ウスターソース :大さじ1
- 醤油 :小さじ1
- 水溶き片栗粉 :大さじ1
- 砂糖 :小さじ2
<作り方>
- 牛乳にパン粉をひたしておく。
- ソースの材料をすべて混ぜ合わせ、バット状の耐熱容器に移す。
- ボウルにひき肉、牛乳にひたしたパン粉・塩・こしょうを入れて粘りが出るまでよく混ぜ、18等分にして丸める。
- 2に3の肉だねを並べ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱する。
- 肉だねを裏返してラップをかけ、さらに2分加熱する。
- 取り出してよく混ぜ、粗熱をとれば完成。
<保存方法>
ミートボールを3個ずつカップに移し、保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは、半日前に保存容器を冷蔵庫に移して解凍しましょう。電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱したあとは水分を拭き取り、粗熱をとってからお弁当箱に詰めます。<ポイント>
冷凍後は、2週間を目安に使い切りましょう。洋食チックな「鶏肉のマスタード焼き」
簡単なのにおしゃれで、お店の洋食のような一品です。おかずにはもちろん、サンドイッチの具にも使えます。タレが多めなので、パサつきがなくジューシーに仕上がります。煮汁ごと冷凍して、2週間程度保存できます。■材料(3~4食分)
- 鶏もも肉 :2枚
- オリーブ油 :大さじ1/2
- 粒マスタード :大さじ1 <タレ>
- 白ワイン :大さじ3
- 醤油 :大さじ2と1/2
- はちみつ :大さじ2と1/2
<作り方>
- タレの材料を混ぜ合わせておく
- 鶏肉は余分な脂肪を取り除いてから4~5㎝大に切る。
- フライパンでオリーブ油を中火で熱し、鶏肉の皮目を下にし、フタをして焼く。
- 焦げ目がついてきたら裏返し、弱火にして10~12分火を通す。
- ペーパータオルでフライパンの余分な油を拭き取ったあと、混ぜ合わせたタレを加えて煮絡める。
- 粒マスタードを加えサッと絡めれば完成。
<保存方法>
食品保存用袋に2枚の肉が重ならないように入れ、煮汁を加えてから密閉し、冷凍します。解凍する際は電子レンジ(600W)で1~2分加熱してください。お弁当に入れるときは、粗熱を取ってから詰めましょう。<ポイント>
よりジューシーに仕上げたいときは、鶏もも肉に小麦粉をまぶして焼くのがおすすめです。お弁当における肉料理の定番「チーズハンバーグ」
お弁当の定番料理ともいえるハンバーグの中でも、人気メニューであるチーズハンバーグ。手間のかかりそうなメニューですが、味つけには焼肉のタレを使うので簡単です。■材料(6個分)
- 合い挽き肉 :200g
- たまねぎ :1/4個
- クリームチーズ :30g
- 牛乳 :小さじ2
- パン粉 :小さじ2
- 焼肉のタレ :大さじ2
- 塩 :少々
- こしょう :少々
- サラダ油 :大さじ1/2
<作り方>
- たまねぎは皮をむいてみじん切りに、クリームチーズは6等分し、パン粉は牛乳にひたしておく。
- ボウルに合い挽き肉、たまねぎ、牛乳に浸したパン粉、塩、こしょうを入れて粘りが出るまで混ぜ合わせる。
- 肉だねの1/6量を手に取り、真ん中にクリームチーズを入れて包んで形を整える。
- サラダ油を熱したフライパンで中火で焼き、焼き色がついたら裏返し、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
- 焼肉のタレを加えて絡めたら完成。
<保存方法>
チーズハンバーグを1個ずつラップで包み、保存容器に入れてから冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは半日前に冷蔵庫へ移し、電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱。水分を拭き取り、粗熱をとったあとにお弁当箱に詰めましょう。<ポイント>
- クリームチーズは肉だねの真ん中に入れるようにすると、はみ出ることなく作れます。
- 冷凍後は2~3週間を目安に使い切りましょう。
お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用魚料理3選

本格的な味わい!「エビのチリソース」
混ぜてレンジで加熱するだけで、簡単に作れる一品。お弁当によく合う、食欲そそるピリ辛の味わいです。辛いのが苦手な方は、ソースに小さじ1ほどの砂糖を加えてアレンジしてみてください。できあがったら、カップに6等分にしておくとお弁当に詰めるのが簡単です。冷凍庫で2週間程度保存できます。
■材料(カップ6個分)
- 無頭エビ (殻付き) :18尾
- 長ねぎ :1/5本 <チリソース>
- スイートチリソース :大さじ1と1/2
- おろしにんにく :小さじ1/2
- おろししょうが :小さじ1/2
- 塩 :少々
- こしょう :少々
- ケチャップ :大さじ3
- 水溶き片栗粉 :小さじ2
<作り方>
- エビは殻をむいて背わたを取って洗い、水気を拭き取っておく。
- 耐熱ボウルにチリソースの材料を入れ混ぜ合わせる。
- 2にエビとみじん切りにした長ねぎを加えてよく混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分30秒加熱すれば完成。
<保存方法>
6等分に分けてカップに入れ、粗熱がとれたあとに保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは半日前に冷蔵庫へ移して解凍しましょう。電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱したら水分を拭き取り、粗熱をとったあとにお弁当箱に詰めます。<ポイント>
- 加熱しすぎに注意しましょう。エビが硬くなって食感が落ちてしまいます。
お弁当における定番の「サバの味噌煮」
定番のサバの味噌煮も、下味をつけて冷凍しておくと調理が簡単です。冷凍することで中までしっかり味がしみ込むので、お弁当のメインとしても活躍してくれます。買ってきてすぐに仕込んでおくと、臭みが出ないのでおすすめです。冷凍庫で2週間ほど保存できます。■材料(2食分)
- サバ :2尾
- しょうが :1片
- 味噌 :70g
- 砂糖 :大さじ2
- 酒 :50㏄
- 醤油 :大さじ1
- だし汁 :100㏄
<作り方>
- サバは3枚おろしにして骨を取り、しょうがは千切りにしておく。
- サバの水気を拭き取り、1枚を半分に切って計8切れにし、皮目に十字の切り込みを入れる。
- 厚手のビニール袋にサバと味噌・砂糖・酒・醤油・しょうがを入れて揉み込む。
<保存方法>
バットに重ならないように並べ、密閉して冷凍。お弁当に詰めるときは、凍ったままのサバにだし汁を加えて、中火で5分煮て、汁気がなくなったら完成です。<ポイント>
焦がさないように、様子をみながら時々フライパンをゆすってください。子どもに人気の食材を使った「鮭のムニエル」
お子さまのお弁当におすすめの鮭を使った一品です。フライパンで焼くだけで簡単に作れます。■材料(7食分)
- 生鮭 :7切れ
- 塩 :少々
- 小麦粉 :大さじ1~2
- サラダ油 :適量
- バター :5g
- 醤油 :小さじ1
<作り方>
- ひと切れを3~4等分した鮭に塩をふって5分おき、水気をペーパータオルで拭いて小麦粉をまぶす。
- サラダ油を熱したフライパンで両面を焼く。
- 中まで火が通ったら、バターと醤油を加えて軽く煮詰めれば完成。
<保存方法>
冷凍用保存袋に入れ、金属製のバットに乗せて平らに冷凍します。お弁当のおかずに使うときは、電子レンジ(200W)で1分ほど加熱してから詰めるようにしましょう。<ポイント>
できるだけ状態を保つため、薄く平らにして保存しましょう。お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用の野菜料理3選
作り置き冷凍ができ、野菜がたっぷり摂れるおかずを3つ紹介します。お弁当のアクセントにもなる便利なおかずです。ピリ辛味が大人向けの「牛ごぼうきんぴら」
下味をつけて冷凍しておけば、あとは簡単に火を入れるだけで完成。旨みたっぷりで、お弁当はもちろん、ご飯のお供にもおすすめです。冷凍庫で2週間程度保存できます。■材料(2~3食分)
- 牛こま切れ肉 :200g
- ごぼう :1本
- 人参 :1/2本(75g)
- 酒 :大さじ1
- みりん :大さじ1
- 砂糖 :大さじ1/2
- 醤油 :大さじ1
- 豆板醤 :小さじ1
- ごま油 :大さじ1
- 塩 :少々
- こしょう :少々
<作り方>
- 人参は皮をむいて5cmの細切りにし、牛肉には塩、こしょうをまぶしておく。
- ごぼうは皮をこそげ取って5cmの長さに切り、5mm幅の細切りにして5分水にさらす。
- ごぼうを1〜2分ゆで、ざるに上げて粗熱を取ったあと、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
- ジッパー付き保存袋に牛肉・ごぼう・人参を入れ、酒・みりん・砂糖・醤油・豆板醤・ごま油を加えてよく揉み込む。
<保存方法>
空気を抜きながら平らにして冷凍。お弁当に詰める際は、フライパンに入れて大さじ1の水を加え、フタをして中火で3〜4分蒸し焼きにし、フタを開けて水分がなくなるまで炒めれば完成です。<ポイント>
牛こま切れ肉の代わりに、豚こま切れ肉を使ってもおいしく食べられます。ご飯がすすむ「鶏もも肉とキャベツのガーリック炒め」
ジューシーな鶏もも肉に、ガーリックと黒こしょうが効いた、食べ応えのある一品。たっぷりのキャベツも摂れて、メインのおかずにもおすすめです。■材料(2人分)
- 鶏もも肉 :1枚(250g)
- おろしにんにく :小さじ1
- 塩 :ふたつまみ
- 片栗粉 :大さじ2
- キャベツ :1/4個(200g)
- 鶏がらスープの素 :小さじ2
- 粗挽き黒こしょう :ふたつまみ
- サラダ油 :大さじ1 <トッピング用>
- 粗挽き黒こしょう :適量
<作り方>
- キャベツはざく切りに、鶏肉は一口大に切る。
- ボウルに鶏肉を入れ、おろしにんにくと塩を入れて揉み込み、さらに片栗粉を加えて揉み込む。
- 中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、鶏肉を皮目から焼く。
- 両面に焼き色がついたらキャベツを加え、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
- 鶏肉に火が通り、キャベツがしんなりしたら鶏がらスープの素と粗挽き黒こしょうを加えて炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろして皿に盛り、トッピングの黒こしょうをかけたら完成。
<保存方法>
1食分ずつ冷凍用保存容器に入れて、冷凍します。お弁当に詰めるときは解凍・加熱してから詰めましょう。<ポイント>
鶏もも肉は、鶏むね肉に替えてもおいしく食べられます。食欲をそそられる「ほうれん草のナムル」
鮮やかな緑色で、お弁当に彩りを加えるのにもぴったりです。にんにくを使っていないので、小さなお子さまのお弁当にもおすすめです。冷凍で1ヶ月程度保存できます。■材料(4人分)
- ほうれん草 :2把
- ごま油 :小さじ4
- 醤油 :小さじ1
- 鶏がらスープの素 :小さじ1
- 砂糖 :小さじ1/2
- いりごま :小さじ4
<作り方>
- ほうれん草をよく洗い、4~5cm幅に切る。
- 沸騰したお湯を強めの中火にし、茎の部分から入れる。すぐに沸騰してくるので葉を入れ、全部をお湯につける。
- 10秒ほどで再沸騰するので、ざるに上げて水で冷やす。2~3回水を替えたらざるに上げる。
- ボウルにごま油・醤油・鶏がらスープの素・砂糖・いりごまを混ぜ合わせる。
- ほうれん草を両手で絞って水気を切り、4のボウルに加えてほぐしながらよく和えたら完成。
<保存方法>
お弁当用のカップに小分けして移し、保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当箱に詰めるときは、電子レンジ(200W)で2分加熱してから詰めるようにしましょう。<ポイント>
- 3の工程で水につけておく際は、3分以内を目安にしましょう。それ以上つけておくと、必要な栄養分も流れ出てしまうことがあります。
- もやしや人参、切り干し大根などを加えてもおいしく食べられます。
お弁当の食材は「未来のチラシ®」でお得に購入しよう
食材をお得なときに購入しておかずを作り置きしておくと、節約ができます。食材を買うタイミングも意識して、家計にやさしい生活をしてみませんか。「未来のチラシ®」を活用すれば、お弁当にぴったりな食材の特売情報がチェックできます。テーマに合わせた商品も確認できるので、お弁当のメニューに迷ったときの参考になるでしょう。毎日のお弁当や食事の献立作りにも、ぜひ活用してみてください。