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お弁当用に作り置きできる冷凍おかず9選!適切な冷凍・解凍方法について
2023.02.03
2023.02.03
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凸版印刷株式会社
忙しい朝、毎日のお弁当作りは大変ですよね。そんなときにおすすめなのが、冷凍での作り置きです。今回は、お弁当におすすめの作り置き冷凍おかずを9つ紹介します。冷凍や解凍方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

作り置きのお弁当の冷凍および解凍方法

お弁当を作り置きしておくときに大切なのが、安全性です。作り置きする際の正しい冷凍方法や、解凍方法について理解しておきましょう。

冷凍方法

冷凍で保存すると味がしみ込みやすくなるので、調味料は控えめにしましょう。調理後、熱を冷ましてから冷凍保存しておきます。保存時は、冷凍焼けやにおい移りを防ぐため、空気に触れないようにするのがポイントです。小分けパックや真空パックを活用しましょう。

解凍方法

市販の冷凍食品のように自然解凍で持っていくのは、傷みやすいのでおすすめできません。持っていく前日に冷蔵庫で解凍し、朝にレンジで再加熱するようにしましょう。
加熱する際は、温めムラがでないよう、最初は高めのワット、最後は低めのワットに調整するとよいでしょう。おいしさが損なわれにくくなります。加熱後は、常温に冷ましてからお弁当箱に詰めます。

お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用肉料理3選

お弁当の作り置きにおすすめの、冷凍できる肉料理を3つ紹介します。大人も子どもも喜ぶメニューです。

電子レンジで作れる「コロコロミートボール」

揚げずに電子レンジでソースまで簡単に作れる、ミートボールのレシピです。ソースがしっかり絡むので、冷めてもおいしくいただけます。

お弁当用には、小分けにして冷凍しておくと便利です。

■材料(18個分)

  • 豚ひき肉     :200g
  • パン粉      :大さじ2
  • 牛乳       :大さじ2
  • 塩        :少々
  • こしょう     :少々
  • <ソース>
  • 水        :70cc
  • ケチャップ    :大さじ2
  • ウスターソース  :大さじ1
  • 醤油       :小さじ1
  • 水溶き片栗粉   :大さじ1
  • 砂糖       :小さじ2

<作り方>

  1. 牛乳にパン粉をひたしておく。
  2. ソースの材料をすべて混ぜ合わせ、バット状の耐熱容器に移す。
  3. ボウルにひき肉、牛乳にひたしたパン粉・塩・こしょうを入れて粘りが出るまでよく混ぜ、18等分にして丸める。
  4. 2に3の肉だねを並べ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱する。
  5. 肉だねを裏返してラップをかけ、さらに2分加熱する。
  6. 取り出してよく混ぜ、粗熱をとれば完成。

<保存方法>

ミートボールを3個ずつカップに移し、保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは、半日前に保存容器を冷蔵庫に移して解凍しましょう。電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱したあとは水分を拭き取り、粗熱をとってからお弁当箱に詰めます。

<ポイント>

冷凍後は、2週間を目安に使い切りましょう。

洋食チックな「鶏肉のマスタード焼き」

簡単なのにおしゃれで、お店の洋食のような一品です。おかずにはもちろん、サンドイッチの具にも使えます。タレが多めなので、パサつきがなくジューシーに仕上がります。煮汁ごと冷凍して、2週間程度保存できます。

■材料(3~4食分)

  • 鶏もも肉    :2枚
  • オリーブ油   :大さじ1/2
  • 粒マスタード  :大さじ1
  • <タレ>
  • 白ワイン    :大さじ3
  • 醤油      :大さじ2と1/2
  • はちみつ    :大さじ2と1/2

<作り方>

  1. タレの材料を混ぜ合わせておく
  2. 鶏肉は余分な脂肪を取り除いてから4~5㎝大に切る。
  3. フライパンでオリーブ油を中火で熱し、鶏肉の皮目を下にし、フタをして焼く。
  4. 焦げ目がついてきたら裏返し、弱火にして10~12分火を通す。
  5. ペーパータオルでフライパンの余分な油を拭き取ったあと、混ぜ合わせたタレを加えて煮絡める。
  6. 粒マスタードを加えサッと絡めれば完成。

<保存方法>

食品保存用袋に2枚の肉が重ならないように入れ、煮汁を加えてから密閉し、冷凍します。解凍する際は電子レンジ(600W)で1~2分加熱してください。お弁当に入れるときは、粗熱を取ってから詰めましょう。

<ポイント>

よりジューシーに仕上げたいときは、鶏もも肉に小麦粉をまぶして焼くのがおすすめです。

お弁当における肉料理の定番「チーズハンバーグ」

お弁当の定番料理ともいえるハンバーグの中でも、人気メニューであるチーズハンバーグ。手間のかかりそうなメニューですが、味つけには焼肉のタレを使うので簡単です。

■材料(6個分)

  • 合い挽き肉    :200g
  • たまねぎ     :1/4個
  • クリームチーズ  :30g
  • 牛乳       :小さじ2
  • パン粉      :小さじ2
  • 焼肉のタレ    :大さじ2
  • 塩        :少々
  • こしょう     :少々
  • サラダ油     :大さじ1/2

<作り方>

  1. たまねぎは皮をむいてみじん切りに、クリームチーズは6等分し、パン粉は牛乳にひたしておく。
  2. ボウルに合い挽き肉、たまねぎ、牛乳に浸したパン粉、塩、こしょうを入れて粘りが出るまで混ぜ合わせる。
  3. 肉だねの1/6量を手に取り、真ん中にクリームチーズを入れて包んで形を整える。
  4. サラダ油を熱したフライパンで中火で焼き、焼き色がついたら裏返し、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
  5. 焼肉のタレを加えて絡めたら完成。

<保存方法>

チーズハンバーグを1個ずつラップで包み、保存容器に入れてから冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは半日前に冷蔵庫へ移し、電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱。水分を拭き取り、粗熱をとったあとにお弁当箱に詰めましょう。

<ポイント>

  • クリームチーズは肉だねの真ん中に入れるようにすると、はみ出ることなく作れます。
  • 冷凍後は2~3週間を目安に使い切りましょう。

お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用魚料理3選

手間のかかりそうな魚料理も、工夫次第で作り置きできます。

本格的な味わい!「エビのチリソース」

混ぜてレンジで加熱するだけで、簡単に作れる一品。お弁当によく合う、食欲そそるピリ辛の味わいです。辛いのが苦手な方は、ソースに小さじ1ほどの砂糖を加えてアレンジしてみてください。

できあがったら、カップに6等分にしておくとお弁当に詰めるのが簡単です。冷凍庫で2週間程度保存できます。

■材料(カップ6個分)

  • 無頭エビ (殻付き) :18尾
  • 長ねぎ        :1/5本
  • <チリソース>
  • スイートチリソース  :大さじ1と1/2
  • おろしにんにく    :小さじ1/2
  • おろししょうが    :小さじ1/2
  • 塩          :少々
  • こしょう       :少々
  • ケチャップ      :大さじ3
  • 水溶き片栗粉     :小さじ2

<作り方>

  1. エビは殻をむいて背わたを取って洗い、水気を拭き取っておく。
  2. 耐熱ボウルにチリソースの材料を入れ混ぜ合わせる。
  3. 2にエビとみじん切りにした長ねぎを加えてよく混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分30秒加熱すれば完成。

<保存方法>

6等分に分けてカップに入れ、粗熱がとれたあとに保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当に入れるときは半日前に冷蔵庫へ移して解凍しましょう。電子レンジ(600W)で30秒~1分加熱したら水分を拭き取り、粗熱をとったあとにお弁当箱に詰めます。

<ポイント>

  • 加熱しすぎに注意しましょう。エビが硬くなって食感が落ちてしまいます。

お弁当における定番の「サバの味噌煮」

定番のサバの味噌煮も、下味をつけて冷凍しておくと調理が簡単です。冷凍することで中までしっかり味がしみ込むので、お弁当のメインとしても活躍してくれます。買ってきてすぐに仕込んでおくと、臭みが出ないのでおすすめです。冷凍庫で2週間ほど保存できます。

■材料(2食分)

  • サバ       :2尾
  • しょうが     :1片
  • 味噌       :70g
  • 砂糖       :大さじ2
  • 酒        :50㏄
  • 醤油       :大さじ1
  • だし汁      :100㏄

<作り方>

  1. サバは3枚おろしにして骨を取り、しょうがは千切りにしておく。
  2. サバの水気を拭き取り、1枚を半分に切って計8切れにし、皮目に十字の切り込みを入れる。
  3. 厚手のビニール袋にサバと味噌・砂糖・酒・醤油・しょうがを入れて揉み込む。

<保存方法>

バットに重ならないように並べ、密閉して冷凍。お弁当に詰めるときは、凍ったままのサバにだし汁を加えて、中火で5分煮て、汁気がなくなったら完成です。

<ポイント>

焦がさないように、様子をみながら時々フライパンをゆすってください。

子どもに人気の食材を使った「鮭のムニエル」

お子さまのお弁当におすすめの鮭を使った一品です。フライパンで焼くだけで簡単に作れます。

■材料(7食分)

  • 生鮭       :7切れ
  • 塩        :少々
  • 小麦粉      :大さじ1~2
  • サラダ油     :適量
  • バター      :5g
  • 醤油       :小さじ1

<作り方>

  1. ひと切れを3~4等分した鮭に塩をふって5分おき、水気をペーパータオルで拭いて小麦粉をまぶす。
  2. サラダ油を熱したフライパンで両面を焼く。
  3. 中まで火が通ったら、バターと醤油を加えて軽く煮詰めれば完成。

<保存方法>

冷凍用保存袋に入れ、金属製のバットに乗せて平らに冷凍します。お弁当のおかずに使うときは、電子レンジ(200W)で1分ほど加熱してから詰めるようにしましょう。

<ポイント>

できるだけ状態を保つため、薄く平らにして保存しましょう。

お弁当のために作り置きができる冷凍おかず用の野菜料理3選

作り置き冷凍ができ、野菜がたっぷり摂れるおかずを3つ紹介します。お弁当のアクセントにもなる便利なおかずです。

ピリ辛味が大人向けの「牛ごぼうきんぴら」

下味をつけて冷凍しておけば、あとは簡単に火を入れるだけで完成。旨みたっぷりで、お弁当はもちろん、ご飯のお供にもおすすめです。冷凍庫で2週間程度保存できます。

■材料(2~3食分)

  • 牛こま切れ肉    :200g
  • ごぼう       :1本
  • 人参        :1/2本(75g)
  • 酒         :大さじ1
  • みりん       :大さじ1
  • 砂糖        :大さじ1/2
  • 醤油        :大さじ1
  • 豆板醤       :小さじ1
  • ごま油       :大さじ1
  • 塩         :少々
  • こしょう      :少々

<作り方>

  1. 人参は皮をむいて5cmの細切りにし、牛肉には塩、こしょうをまぶしておく。
  2. ごぼうは皮をこそげ取って5cmの長さに切り、5mm幅の細切りにして5分水にさらす。
  3. ごぼうを1〜2分ゆで、ざるに上げて粗熱を取ったあと、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
  4. ジッパー付き保存袋に牛肉・ごぼう・人参を入れ、酒・みりん・砂糖・醤油・豆板醤・ごま油を加えてよく揉み込む。

<保存方法>

空気を抜きながら平らにして冷凍。お弁当に詰める際は、フライパンに入れて大さじ1の水を加え、フタをして中火で3〜4分蒸し焼きにし、フタを開けて水分がなくなるまで炒めれば完成です。

<ポイント>

牛こま切れ肉の代わりに、豚こま切れ肉を使ってもおいしく食べられます。

ご飯がすすむ「鶏もも肉とキャベツのガーリック炒め」

ジューシーな鶏もも肉に、ガーリックと黒こしょうが効いた、食べ応えのある一品。たっぷりのキャベツも摂れて、メインのおかずにもおすすめです。

■材料(2人分)

  • 鶏もも肉      :1枚(250g)
  • おろしにんにく   :小さじ1
  • 塩         :ふたつまみ
  • 片栗粉       :大さじ2
  • キャベツ      :1/4個(200g)
  • 鶏がらスープの素  :小さじ2
  • 粗挽き黒こしょう  :ふたつまみ
  • サラダ油      :大さじ1
  • <トッピング用>
  • 粗挽き黒こしょう  :適量

<作り方>

  1. キャベツはざく切りに、鶏肉は一口大に切る。
  2. ボウルに鶏肉を入れ、おろしにんにくと塩を入れて揉み込み、さらに片栗粉を加えて揉み込む。
  3. 中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、鶏肉を皮目から焼く。
  4. 両面に焼き色がついたらキャベツを加え、フタをして3分ほど蒸し焼きにする。
  5. 鶏肉に火が通り、キャベツがしんなりしたら鶏がらスープの素と粗挽き黒こしょうを加えて炒め合わせ、全体に味がなじんだら火から下ろして皿に盛り、トッピングの黒こしょうをかけたら完成。

<保存方法>

1食分ずつ冷凍用保存容器に入れて、冷凍します。お弁当に詰めるときは解凍・加熱してから詰めましょう。

<ポイント>

鶏もも肉は、鶏むね肉に替えてもおいしく食べられます。

食欲をそそられる「ほうれん草のナムル」

鮮やかな緑色で、お弁当に彩りを加えるのにもぴったりです。にんにくを使っていないので、小さなお子さまのお弁当にもおすすめです。冷凍で1ヶ月程度保存できます。

■材料(4人分)

  • ほうれん草      :2把
  • ごま油        :小さじ4
  • 醤油         :小さじ1
  • 鶏がらスープの素   :小さじ1
  • 砂糖         :小さじ1/2
  • いりごま       :小さじ4

<作り方>

  1. ほうれん草をよく洗い、4~5cm幅に切る。
  2. 沸騰したお湯を強めの中火にし、茎の部分から入れる。すぐに沸騰してくるので葉を入れ、全部をお湯につける。
  3. 10秒ほどで再沸騰するので、ざるに上げて水で冷やす。2~3回水を替えたらざるに上げる。
  4. ボウルにごま油・醤油・鶏がらスープの素・砂糖・いりごまを混ぜ合わせる。
  5. ほうれん草を両手で絞って水気を切り、4のボウルに加えてほぐしながらよく和えたら完成。

<保存方法>

お弁当用のカップに小分けして移し、保存容器に入れて冷凍庫で保存します。お弁当箱に詰めるときは、電子レンジ(200W)で2分加熱してから詰めるようにしましょう。

<ポイント>

  • 3の工程で水につけておく際は、3分以内を目安にしましょう。それ以上つけておくと、必要な栄養分も流れ出てしまうことがあります。
  • もやしや人参、切り干し大根などを加えてもおいしく食べられます。

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まとめ

毎日のお弁当作りは、冷凍でおかずを作り置きしておけば楽になります。メニューのバリエーションも増えるでしょう。今回紹介したレシピのように、下味をつけてレンジやフライパンひとつで完成するおかずもあるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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