ロゴ画像

室内の湿気対策をしないとどうなる?対策法5選とおすすめグッズを紹介
2023.04.06
2023.04.10
147views
凸版印刷株式会社
室内に湿気がこもると、カビやダニが繁殖しやすいので注意が必要です。また、湿気は大切な家や家財道具にもダメージを与えかねません。一年を通して、しっかり湿気対策に取り組みましょう。

今回は室内の湿気対策について紹介します。湿気が溜まる原因や生活におよぼす悪影響、おすすめの対策グッズについても解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

湿気対策が必要になる時期は?

最も湿気が室内に溜まりやすい時期は、長雨が降る梅雨の季節です。とはいえ、暖房器具を使う冬場も外気と室内の気温差によって結露ができ、湿度が上がりやすいので注意しましょう。

特に、窓まわりや家具の裏側は湿気が溜まりやすい場所です。湿気は外気の影響を受けて急激に室温が下がる場所、風通しが悪く空気が停滞しやすい場所に溜まります。北向きの部屋や押し入れ、クローゼットの中も湿気がこもりやすいので、重点的に湿気対策をしましょう。

湿気対策をしないとどうなる?

湿気とは、室内が含む水分のことをいいます。湿気が室内に溜まった状態が長引くとカビやダニが繁殖しやすくなるため、放置するのは厳禁です。

カビやダニは暖かく湿った空気を好みます。家の中にはエサとなるホコリや髪の毛、皮脂などが豊富にあり、湿気がこもると繁殖してしまうのです。

カビの胞子やダニの死骸は、アレルギーを引き起こす原因になることがあります。大量に吸い込むとアレルギー症状や体調不良を引き起こすため、こまめに湿気を取り除き、健康的な生活を維持しましょう。

また、カビは嫌なニオイの原因にもなります。壁紙や建材が傷み、シロアリの発生につながるリスクも否定できません。

厚生労働省が定める「建築物環境衛生管理基準」によると、衛生的な生活を維持するのに適した湿度は40~70%とされています。湿気が気になるときは湿度計を使って、この数値を目安に調整しましょう。

出典:「建築物環境衛生管理基準」(厚生労働省)

室内の湿気を対策する方法5選

それでは、室内の湿気を取り除く方法を見ていきましょう。ちょっとした工夫で湿気がこもるのを防げるため、ぜひ試してみてください。

1.窓を開けてこまめに換気をする

室内の湿度を下げるには、窓を開けて空気を入れ換えるのが効果的です。こまめに換気して、溜まった湿気を外に逃がしましょう。湿度が高い梅雨や冬場は、1~2時間に1回以上換気するのが目安です。5~10分間窓を開けたままにしましょう。

対角線上に複数の窓や扉を開けると空気の通り道ができ、効率よく空気が入れ替わります。雨の日も湿度が高くなるので、吹き込むほど雨がひどくなければ、窓を開けて換気しましょう。

2.除湿器やサーキュレーターなどの家電を使う

家の構造上窓を開けにくい場合は、除湿機やエアコンを活用しましょう。家電を使うとスピーディーに湿気を下げられるので、空気がすっきりします。

ご家庭の扇風機やサーキュレーターを湿気取りに使うのもおすすめです。窓を開けた状態で風を送ると空気が循環し、効率よく湿気を取り除けます。家具の隙間やクローゼットの湿気取りにも役立ちます。

3.湿気対策グッズを置く

ジメジメしてカビが生えやすい場所には、据え置き型の除湿剤を置くのがおすすめです。湿気をどんどん吸い取ってくれるので、風が通り抜けない密閉空間にも使えます。

除湿剤にはさまざまなタイプやサイズがあるので、場所に合わせて使い分ける必要があります。除湿剤が置けない狭い隙間には、新聞を置くのも効果的です。紙面の凸凹が湿気を吸い取るので、ジメつきを減らせるでしょう。

4.入浴後は換気扇を回す

お風呂場は性質上湿気がこもり、カビが繁殖しやすい場所です。入浴後は換気扇を回して水蒸気を外に逃がしましょう。窓を開けて換気扇を回すと効率よく空気が入れ替わります。

浴槽にお湯を溜めておく場合は、必ずフタを閉めましょう。お風呂から上がるときに壁や床に冷水のシャワーをかけておくと乾燥が早く、湿気とカビを防げます。

5.家具同士の隙間を空ける

家具を壁にぴったりに配置すると、背面に湿気が溜まりやすいので注意が必要です。家具は壁から少し離して置いて、風通しをよくしましょう。壁紙にカビが生えるリスクを減らせます。

空気を循環させるためにも、室内の家具をできるだけ減らす、不要な物は置かない工夫をすることも大切です。

湿気対策におすすめのグッズ

ここでは、室内の湿気対策におすすめのグッズを紹介します。忙しくてこまめな換気が難しい方でも、手間をかけずに簡単に湿度をコントロールできます。

結露防止シート

窓についた結露を放置すると、室内の湿度が上がります。カビの温床にもなりやすいため、結露はこまめに拭き取るか、結露防止シートを活用しましょう。

結露防止シートを貼ると窓際の寒暖差がやわらぎ、窓に水滴がつきにくくなります。窓を濡らして簡単に貼り付けでき、のりを使わないので剥がしても跡が残りません。断熱効果、UVカット効果、防カビ加工を施した商品もあり、快適な室内作りに役立ちます。

除湿シート

床から登ってくる冷気による結露を防ぐには、除湿シートが役に立ちます。布団やカーペット、ラグなどの下に敷いておけばどんどん湿気を吸い取ってくれるでしょう。カビやダニを防ぐのにも有効です。

とはいえ、シートが湿気を溜め込んだままではよくないので、定期的な交換や天日干しにするなどのメンテナンスが必要です。ご家庭の洗濯機で繰り返し洗える商品もあるので、探してみてみましょう。

重曹・炭

重曹や炭には湿気を吸収する性質があり、部屋の隅に置いておけば除湿に役立ちます。脱臭にも効果的なので、靴箱の湿気対策にもおすすめです。

ご家庭に掃除用の重曹があれば粉末を空き瓶に入れて、フタをせずに室内に置いておくとよいでしょう。一定量の湿気を吸うと固まるため、使用後は水に溶かして掃除に使えば無駄がありません。

炭は表面に細かい孔が開いており、湿気を吸い取ります。天日干しで乾燥させれば繰り返し使えるので、空き瓶などに入れてフタをせずに室内に置いておきましょう。

まとめ

現代の家屋は気密性が高く、暖かく快適に過ごせるものの、湿気がこもりやすい傾向があります。ちょっとした一工夫で湿度のコントロールはできるので、前向きに湿気対策に取り組みましょう。

湿気対策に役立つグッズをお得に購入したいときは、「未来のチラシ®」をチェックしてください。スマートフォンを使ってスピーディーに生活用品を購入でき、手間がかかりません。

未来のチラシ®」では、生活に役立つ情報をタイムリーに発信しています。お客様の買い物の状況から、ライフスタイルや嗜好に合う商品を分析。お得な特売情報もお届けしているので、ぜひ活用してください。
  1. ホーム
  2. 記事一覧
  3. 記事詳細(室内の湿気対策をしないとどうなる?対策法5選とおすすめグッズを紹介)