おやつといえば、糖分や脂肪分が多く、カロリーが高いものをイメージする人が多いかもしれません。
しかし、最近では健康志向の高まりから、体に優しいお菓子が注目されています。

体に優しいお菓子の特徴とは

体に優しいおやつには、以下の例が挙げられます。

糖分や脂肪分が少ない

糖分や脂肪分が多いお菓子は、摂りすぎると肥満や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす可能性があります。ですので、健康を志すなら、おやつは糖分や脂肪分を控えたものがおすすめです。たとえば、最近では市販でも糖分を控えた「低糖質」のワードが入ったお菓子がよく販売されているので、試してみてはいかがでしょうか。

食物繊維やビタミンが豊富

食物繊維を含むおやつには、羊羹やドライフルーツなどが挙げられます。また、ハチミツはビタミンを多く含む天然甘味料です。砂糖の代わりに使うのがおすすめです。
不足しがちな食物繊維やビタミンを、おやつで手軽に補うことができたらよいですよね。

低カロリー

種類にもよりますが、洋菓子より和菓子の方が低カロリーなものが多い傾向があります。また、好きなお菓子のカロリーを調べてみて、なるべく低カロリーなものを選ぶ工夫をしてみるのも健康への第一歩となるでしょう。

体に優しいおやつを選ぶメリット

健康を意識してお菓子を選ぶことで、肥満や生活習慣病のリスクを抑えることができます。また、食物繊維やビタミンが豊富なおやつは、腸内環境を整えたり、免疫力を高めたりする効果があります。
ダイエットや健康に気を配ろうとするあまり、お菓子を食べないように我慢する方も多いかと思いますが、ストレスを溜めすぎると健康に悪いですし、そういった食事制限はなかなか継続できません。しかし意識的に体に優しいおやつを選ぶことで、無理なく食生活を改善することができるのです。

体に優しいおやつのレシピ

ここからは、手軽に作れて体に優しいおやつのレシピをいくつか紹介します。

りんごチップス

りんごの大量消費にぴったりのレシピです。
シナモンを加えることで、香りがよくなります。

■材料（2人分）

• りんご　　：２個
• シナモン　：小さじ１

＜作り方＞

1. りんごの芯、種を取っておく。
2. りんごを包丁やスライサーなどで薄くスライスする。
3. 天板または耐熱皿にクッキングシートを敷いて並べる。
4. シナモンを振りかける。
5. 予熱した180度のオーブンで20分焼いて水分をとばす。
6. オーブンを160度に切り替え、もう20分焼く。
7. さらにパリパリの食感にしたい方は、お好みで加熱時間を増やす。
8. 粗熱をとって完成。

フローズンヨーグルト

暑い日にうれしい、冷たいスイーツです。

■材料（2人分）

• プレーンヨーグルト　：100g
• 生クリーム　　　　　：30ml
• 砂糖　　　　　　　　：30g
• お好きな味のジャム　：適量
• レモン汁　　　　　　：適量

＜作り方＞

1. キッチンペーパーを敷いたざるをボウルに置き、ヨーグルトを入れ、半日程度冷蔵庫に置いて水切りをする。
2. １のヨーグルトをボウルに移し、砂糖、レモン汁を加えて混ぜた後、生クリームとジャムを入れ、さらによく混ぜ合わせる。
3. 2をフタ付きの容器に入れ、冷凍庫で冷やし固める。
4. 3がスプーンですくえるくらいの方さになったら、クッキングシートを敷いたバットに並べる。
5. 4をもう一度冷凍庫で冷やし固めて完成。

カカオニブ入りグラノーラバー

スーパーフードとして注目されている、カカオ豆を発酵・焙煎し細かく砕いたカカオニブを使ったレシピです。
ヘルシーなのに満足感たっぷりのおやつです。

■材料（2人分）

• オートミール　　：150g
• くるみ　　　　　：50g
• カカオニブ　　　：50g
• マシュマロ　　　：60g
• ハチミツ　　　　：大さじ１
• オリーブオイル　：小さじ1
• ブラックペッパー：お好みで少々

＜作り方＞

1. カカオニブは天板に並べて180度のオーブンに入れ、10分ほどローストする。
2. １をボウルに移し、砕いたオートミール、くるみと混ぜる。
3. マシュマロをべつの耐熱容器に入れ、電子レンジで１分程度加熱し、取り出したら熱いうちに２と混ぜ合わせる。
4. さらにハチミツ・オリーブオイルを加え、よく混ぜる。
5. クッキングシートを敷いたパウンド型に4を流し入れて表面を平らにならし、お好みでブラックペッパーをふる。
6. 冷蔵庫で30分程度冷やす。
7. 食べやすい大きさにカットして完成。

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まとめ

紹介した３つのお菓子は、どれも手軽に作れるものばかりです。
また、旬のフルーツやナッツを使うことで、より栄養価の高いお菓子にアレンジできます。
ぜひ、体に良いおやつ選んで、健康維持につなげてください。