どこでも手軽に手に入り、様々な料理に使いやすい。
そしてなんといっても…安い！言わずと知れた節約の味方、もやし。
今回はそんなもやしについてご紹介します。

もやしのアレコレ

もやしは、豆類などの種子を発芽させたもの。
光を遮断した室内で栽培されるため、気候に影響を受けにくく、年間を通して生産することができるのが特徴です。
そのため、世界中の様々な場所で生産・消費されており、特に日本、中国、韓国では食材としてよく使われています。日本でも全国的に栽培されており、消費量も多い野菜の一つです。

栄養価

「もやしってあんまり栄養無さそう…」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか？
実はもやしは、低カロリーでありながら栄養価が高い、優秀な食品なのです。
ビタミンB1,B2,カリウム、アスパラギン酸などのほか、植物性のたんぱく質も含まれており、ダイエット中の人や健康に気を遣う人には特におすすめの食材です。

もやしの歴史

もやしは、日本において非常に一般的な食材であり、古くから栽培されてきました。
もやしの歴史に関する詳細はわかっていない部分もありますが、江戸時代にはすでにもやしの栽培が行われており、当時の文献にもその記録が残っています。
また、第二次世界大戦後には、食糧不足の中で栽培が奨励され、一般家庭でも手軽に作ることができる野菜として広く認知されるようになったのだとか。

名前の由来

名前の由来には諸説ありますが、一説には「芽が萌え出る様子を表した言葉に由来する」と言われています。
豆の種子を発芽させたものがもやしであり、沢山の芽が茂っている様子が「もやもや」とした感じに見えるため、こう呼ばれるようになったともいわれています。

もやしを使ったレシピ

もやしと豚肉の炒め物

材料（２人分）

• もやし　　：150g
• 豚薄切り肉：150g
• 長ねぎ　　：1/2本
• しょうが　：1かけ
• にんにく　：1かけ
• サラダ油　：大さじ1
• 醤油　　　：大さじ1
• 酒　　　　：大さじ1/2

手順

1. 長ねぎを斜めに薄くスライスし、しょうがとにんにくをみじん切りにする。
2. 豚肉を一口大に切る。
3. フライパンにサラダ油を中火で熱し、しょうがとにんにくを炒める。
4. 豚肉を加えて炒め、色が変わったら長ねぎを加える。
5. もやしを加え、酒と醤油で味を調える。
6. 火を止めて器に盛りつけ、完成。

もやしと鶏肉の中華炒め

材料（２人分）

• もやし　：150g
• 鶏むね肉：150g
• にんじん：1/2本
• キャベツ：1/4個
• ピーマン：1個
• ごま油　：大さじ1
• 塩　　　：小さじ1/4
• 醤油　　：大さじ1
• 酒　　　：大さじ1
• 片栗粉　：小さじ1/2
• 水　　　：大さじ1

手順

1. にんじんを千切りにする。
2. キャベツとピーマンを食べやすい大きさに切る。
3. 鶏肉を一口大に切る。
4. フライパンにごま油を中火で熱し、鶏肉を炒める。
5. 鶏肉の色が変わったらにんじん、キャベツ、ピーマンを加えて炒める。
6. もやしを加えて炒める。
7. 酒、塩、醤油を加えて味を調える。
8. 火を止め、水に溶いた片栗粉を加えてとろみをつける。
9. 器に盛りつけ、完成。

もやしのナムル

材料（２人分）

• もやし：150g
• ごま油：小さじ1
• 醤油　：小さじ1
• 酢　　：小さじ1
• 砂糖　：小さじ1/2
• ごま　：適量

手順

1. もやしを30秒茹で、冷水にさらす。ざるに上げ、よく水を切っておく。
2. ボウルにごま油、醤油、酢、砂糖を入れて混ぜる。
3. もやしを加えて混ぜ、器に盛りつける。
4. ごまを散らして、完成。

まとめ

もやしは、低カロリーでありながら栄養価が高い野菜であり、多くの人々に愛される食材です。低価格で手に入る上に、簡単に料理に取り入れることができる手軽さも魅力ですよね。
今回紹介したレシピ以外にも、もやしをレシピはたくさんあるので、ぜひお好みのもやし料理を探してみてください。

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